「瓢鰻亭・ひまわりこども」では、カフェ、ギャラリー、書店(蔵)の2階のオープンスペースなどを利用して、音楽会、絵画や陶芸の展示会などさまざまなイベントを行っています。会場の貸し出しも行っています。
また、定期的に「ひまわりばたけ」を発行し、店主からのメッセージや本の情報などを皆様にお伝えしています。


INFORMATION


瓢鰻亭はいま―26年2月 前田賎 記


節分が過ぎて春めいてまいり日がずいぶん長くなりました。寒さの合間に暖かい日もあり、このところ久しぶりにご来店くださる方々が「えっ、こんなのあったっけ?」と瓢饅亭の看板を見上げて驚かれます。
そもそも屋号の「瓢饅亭」は私の父のもので一九六〇年代から父は私信瓢饅亭通信を生家のある行橋市で発行し始めそれから京都郡豊津に居を構えながらも「べ平連」(ベトナムに平和を市民連合)の運動、それに関連する成田新空港建設に反対する農民の「三里塚柴山連合空港反対同盟」への参加などにと飛び回っており挙句、三里塚にも瓢饅亭を構えてしまいました。
その居宅の玄関看板に反対同盟委員長で彫刻家の戸村一作先生が一間物の板に「瓢饅亭」と大書してくださったのでした。父の死後それが豊津に還されてきたのです。一九七八年との裏書があり、戸村先生最晩年の頃の墨痕はかなり薄れたままの姿で豊津「瓢饅亭」の玄関に掲げられることとなり三十数年の時が経ちました。大概のお客様はその看板に目がいきません。
ところが昨年瓢饅亭にお出でくださった篆刻家の安岡正彦氏の目に留まり、このままではせっかくの文字が消えてしまうからと、幸いにも看板の木はかなり厚く篆刻に耐えられるとの判断から、氏のお力で墨痕鮮やか見事に蘇り地色も施されて看板が看板の役目を取り戻した次第です。ありがとうございました。
 なお、旧豊津瓢饅亭に掲げられておりました谷川徹三先生の額は火災で焼失してしまいましたが「ヒューマニティ」確立の難しさを父は「瓢饅亭」に込めていたのでした。「瓢箪鯰、瓢箪でナマズをとらえるのは難しいとの譬えがある。瓢箪で鰻を捕えるのはなお難しい。ヒューマニティとは事程左様に難しいものじゃ」との言葉が昨今の世情からしみじみと思い返されるのでした。


最新号(26年2月号・第235号)

25年12月号・第234号

25年10月号・第233号

25年9月号・第232号

25年8月号・第231号

25年6月号・第230号



施設を貸し出します


使用料など詳しくは直接、お問い合わせください。

ギャラリー


ギャラリーは、演奏会や小さい展示会によく遣われています。


2階のオープン・スペース


40名様くらいまで使用できます。
誕生会やグループの勉強会、演奏会、卒業研究の発表会の練習、映画や劇の上映、展示即売会などが行われています。
 

 

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